いまはむかし
男歌
なるものの代表格だった
佐佐木幸綱の
戦わぬ男淋しも昼の陽にぼうっと立っている夏の梅
を見せたら
男らしさというものを
男のアイデンティティーとして見る時代が
あったんだな
幼い感じがして
ちょっと
かわいくもある
などと
感想をくれた
今のごくふつうの
若者
男らしさ
なるものも禁句なら
男のアイデンティティー
なるものも禁止されていて
それどころか
アイデンティティーなど
持ってはいけないし
求めてもいけない
現代
“かわいい”
ヘンなレトロ人間たちのこしらえた
男歌
なるものの
アンティークとしての扱われように
今後は
ご注目!
と
いったところか
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