気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
ほんのちいさな出来事でも
どこから見るか
どことどこを
クローズアップし
どこは削除し
そうすることで
大小説にもなれば
ひと晩の楽しみ程度の
火曜サスペンス劇場にもなれば
走り書きのような
短い詩編にもなりうる
それさえ
奇跡のように
うまくできれば
むりのない
入り込みやすい語り口でも
深く複雑な
人間たちの闇とともに
雲間の切れ目の
蒼空のような
地上で望みうる唯一の希望も
描き出すことができる
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