駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2026年3月7日土曜日
イラン アーリア人 ゾロアスター教
›
仏教思想史の梶山雄一が 『佛教の思想』のなかの「般若の思想」で このように書いている ゴータマ・ブッダが世に出たころ、インドの知識人、 貴族たちは輪廻という地獄の啓示にさいなまれていた。もともと、 ひとは死後ヤマの楽園へ昇天して永遠の快楽を享受する、 という楽...
弥勒―無着―世親
›
縁起ということ、それをわたくしは空性と説く。 いかなる法も縁起でないものはない。 それゆえ、どんな法も空でないものはない。 龍樹 ( Nāgārjuna) 『空論』 最近アップした YouTube 動画のなかで 宇宙人から伝達を受けている...
ないものたち 遠いものたちのおかげで
›
広瀬川白く流れたり 時さればみな幻想は消えゆかん。 われの生涯(らいふ)を釣らんとして 過去の日川辺に糸をたれしが ああかの幸福は遠きにすぎさり ちひさき魚は眼にもとまらず。 萩原朔太郎 「広瀬川」 どこだったか 花屋の店頭でミモザを見かけたが...
2026年3月5日木曜日
ダフネの香り
›
おおかた 梅の花も終わったというのに まだまだ満開で 桜か? と思わせられるほど 白く みごとに花々をつけている梅もあって 芳香 馥郁として 立ち止まらせられる そんな梅に ゆくりなく出会い 香りを愉しんで しばらく行ってみると べつの香りが漂っていて あたりを見...
2026年3月4日水曜日
水溜りのなかを歩く
›
降った雨がところどころ溜まっている 雨はまだ降っている 都会の歩道を歩いている 夜の暗くなった歩道を 水溜まりのなかを歩く 深くない水溜まりなので心配はない 避けていくことはできるが 子どものようにわざと踏み込んでいく 子どものようにばしゃばしゃさせはしない しず...
小鈴の集まったようにアセビは咲いて
›
梅の花がだんだん褪せていく頃 でも まだ桜が咲かない頃 もう寒くはない雨のなか 小鈴の集まったようにアセビは咲いて すこし色を増して みずみずしく濡れていた もうすこし鮮やかな色だったら とか かたちのくっきりした花柄だったら とか 思いもするが 雨に濡れたアセビ...
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示