冬らしさが募るころ
寒さにまだ慣れていないものだから
まるで宇宙のむなしさのように
ぼくらは寒い
心の焚火を焚きたいと思う
燃やす木や葉が
見つからなくっても
…それにしても
どうして冬の物質は
こんなにさびしいのか
…それにしても
四季を通じ
どうしてこんなに
冬の心の人びとは絶えないのか
黙って
ひからびて
目まで瞑って立っていると
きっと
枯れ木だと思われる
打ち倒されて
焚火にされるかもしれないが
…それでも
いいではないか
宇宙のむなしさのような
寒さに
慣れてはいけないように思う
凍った顔と
凍った心で
平気で
枯れ木の森を伐採していくような
そんな強さ
それを持ったところで
どこに行き着くというのか
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