駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2013年4月8日月曜日
あたしの子
お茶受けの
、ほろろ
さがすなら
狐の仔
インテリジェントビルの
あいだを抜けて
抜けて
歯のあいだに
こびりついた飴
懐かしい
雨の
響き、ね、 ェ、
靴下も
脱いでね
はだかを見たいの
…まだ暑いうちに
生む子
あたしの子
鬱蒼とした
都会の公園の緑が
好き
ずんずん
奥に入っていこう
まだまだ
奥に
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