駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2014年1月26日日曜日
抽象的に考えてみるべき時
抽象的に考えてみるべき時もある
人の運不運や
生死などは
思いもよらぬ情況が
形式と形式の複合を続けるうち
重層に重層を続けていくうち
つぎつぎ発生してくるものに
さんざん揺さぶられ
こづかれ流され
自分でもわけのわからぬ姿や所作で
どうにか踏ん張っていたり
ぶっ倒れていたり
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