駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2014年5月1日木曜日
分解しきってしまって
るるるると
記憶を
書くばかりではなく
それが現在そのものともなり
未来ともなっていくように
そう思って紙や
キーボードに向かうと
もう
なにも記せなくなってしまう
自失してではなく
記すことや
よく思い出すことの
あまりの豊かさに
わ
た
し
はすっかり
分解しきって
しまって
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