駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2014年7月26日土曜日
眠る
眠るという
不思議を眠る
また
今日も
無防備に
肉体を
放り出すのが
肉体に
必要という
不思議を眠る
また
今日も
起きている
ために
来たのか
眠る
ためか
起き眠り
眠り起きる
ため
に
来たのか
無防備で
あれというのか
一日の
三分の一ほどの時
われ
さえも
忘れて眠る
不思議を眠る
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