ちょっとした話の流れから
わたしより若い
とっても若いひとたちの話を
ほんのちょっと
聞く機会があったが
なかなかの重労働な上に
腰も慢性的に疲れ
はやく床に就こうにも
どうしても夜の一時頃になり
朝は五時起きだし
同僚と外食して帰らなければならない時も
けっこう多いし
とか
ふくふくと
健康そうなのに
低血圧で
どうしてもサッと起きられず
目覚めてから
一時間は布団の中にいるんです
とか
職場まで行くのに
満員の通勤電車で一時間かけて
まず都内まで出てきて
そこからさらに
反対方向の郊外まで
べつの満員電車で
とか
ことのほか
暗く考えるべきではないと
思うけれど
他人には見えない
それぞれの
小さなどうしようもなさに
絡めとられて
とっても若いひとたちでさえ
今は今で
もう
ぎりぎりなところに
いる感じ
がんばれと
いっても
どうできるんだろう
それほど
体力のないひとは
それほど
特別な能力を
持ちあわせてもいないひとは
がんばれと
いっても
それなりに
がんばっては
いても
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