駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2014年11月20日木曜日
わけ
同時に
7台ほどのパソコンを
いつも動かしている
そういう仕事を
じつは
しているのさ
ぼくのこと
誰だと思っていた?
多すぎる情報のなかにいると
唯一のやすらぎは
情報を構成する言語の
蝶つがいを外し
ふつうの論理を壊すような
ことだけになる
それが
たとえば詩のようになったり
不合理な
つぶやきや告白じみた
言辞になったりも
するという
わけ
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