駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2015年6月26日金曜日
じぶんひとりだけの
誰にも来る朝が
じぶんの朝であるわけではないと
もう十分すぎるほど
わかっていて
それでも
みんなに一様に来る朝を
浮薄な朝とか
さらには闇の続きに過ぎないとか
言ったりせず
思いさえしなくなったのを
やはり
成長だとは思う
じぶん
ひとりだけの
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