2015年8月5日水曜日

扉の開閉の邪魔になっている

  

心身ともそこにいると思い込んでいる男から
じつは霊が離れ出ていて
出入口の大きな扉のところで扉の開閉の邪魔になっている
自分の霊が邪魔をしていると男は気づかず
他の人びとも気づいていない
体の動きを伴って元気にしゃべり続けるからといって
霊がそこにいない場合が多くなっている
その男に霊がないとわかる者だけ
ありありと状況が俯瞰できるようになるのだが
ほとんどの人びとはなにかしら突っかかりを感じながら
わけのわからない狭さや圧迫を感じながら
それでもなにも見えないので
気圧のせいかと疑ったりしている



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