ことばを記すのも
ちょっと長めの文を連ねてみるのも
けっきょくはじぶんを納得させるためのものなら
ながながと降り続く冬の長雨
さびしいものだ
ことばたちに
ことばたちなりの煌めきと
いのちを生きさせ
文には文なりの
こちらを元気にさせてくれるような傲慢さを
しっかりとみなぎらせ
そんなやりかたも
不可能ではないはずだと
もういちど
何度でも
信仰のようなものを持ち直すように
書庫の埃の中に
今日も古い本を漁ってみている
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