駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2017年7月15日土曜日
未来とはそれ
意識を意識とするもので意識はできているのだから
と思いながら
浜を歩き
街の小路から大通りへ
要る語
要らない語は
なにか
いつもいつも吟味しながら
そう
思いも
要る思い
要らない思い
それらも
吟味しながら
忘れていはいないよ
わたしは
わたしを過ぎて行ったもののすべでできている
あらゆる交通と過去の複合体
そして
未来とはこれ
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