生や
いのちに
意味や意義があるとでもいうような
汚ならしいことばが
さっきも
二三
耳たぶをかすっていった
わざわざ
ことばで構築しないといけないような
意味や意義に
生や
いのちが
かろうじて支えられているとでも
いうのか
はじめにあったのは
ことばなどでは
あるまい
生や
いのちは
見棄てられても
殺されても殺されても
後から後から
繁ってくるもの
あゝ
ことばとは
なんと
くだらないもの
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