駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2017年9月15日金曜日
どうでもよいそのような瑣事
無言であっても
考える時には
だれもが言葉を使っている
自分を意識し
自分を中心に環境を把握し
行動を決めたり動き出したりするにも
言葉を使っている
つまり
書くことと書かないことに差はない
すでに言葉を使っているから
本当の課題は
内的な言葉さえなしに命でありうるか
ということ
意識があるかないか
自分があるかないかなど問題にさえならない
どうでもよいそのような瑣事
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