駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2018年7月14日土曜日
今度はわたしの耳たぶに
大きな湯船だからか
まわりより冷たいところがあって
そこに体をうまく入れると
湯に浸かっていながら
涼しい湖に持っていかれた気になる
どうしてこんなにまでひとりっきりなのだろうと
微笑んでみたりする
P.S.
新月でとっても美しい月の見えなさの晩です
ますますお元気ですか?
今度はわたしの耳たぶに生まれ出てくださいね
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