日本が強烈な信仰国なのは
日本にながくいると感じもしなくなる
けれどもここは
たったひとりの離反さえ許さない信仰国
たゞ
その信仰のすがたは
四季それぞれの雰囲気やあじわいに没入する忘我のふるまい
春が神で
夏が神で
秋が神で
冬が神で
四季それぞれの山野河川
海や町や大都会のすがたさえが
神々の変化のあらわれ
この信仰が
対象への畏敬が
少しでも薄れると
国土は荒れ天空は怒る
なにが神々であるか
なにをいつも尊んで小さな寄生を許してもらい続けるか
それを少しでも忘れると
たちまち黄泉の国へと放り出され
たましいたちはお仕置きを受ける
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