頼朝はどこにもをりてひたすらに蹶起せざれば木を植ゑてゐる
馬場あき子
世直しや
たとえ
ごっこのたぐいっぽかったりしても
カクメー
だとか
大声はりあげての意見表明
とか
起こるのは
ぜんぶ外国のおはなし
ココじゃぁ
取り澄ましごっこ
なにごとも
花よ蝶よの無関係っぷりの
競いあい
あっしにゃぁ
関わりのねぇこってござんす
とばかり
物価なんぞは
上がれよ
上がれ
税金どんどん
持ってけドロボー
うるわし安倍家の御繁栄
平成末期型一党独裁の
まァお見事な御達成
安倍家にあらずば人々むなし
鹿ヶ谷のはからいも
ないではないが
以仁王の令旨はまだ無く
頼政もいまだ動かず
静観する
われら頼朝
われら頼朝
春は桜
夏は花火
秋には紅葉
ハロゥインからクリスマス
次は正月
とミニミニ祭りに
明け暮れて
わけのわからぬ恵方巻
まで盛り込んで
連綿縷々たる憂さ晴らし
ガス抜きの
気散じの
暇つぶし
ぶらぶら病で
秋津島
ぶらぶらぶらと
死に絶える
まで
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