駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2019年5月1日水曜日
さらにその次には
元号が変わることそのものより
そんなテーマが薪として意識に投げ込まれるやすぐに
ことばたちはそこに参集し
サバトの焚火よろしくそのまわりで舞いはじめることのほうが
よっぽどの問題
燃え上がる焚火のまわりで
だんだん昂ぶって狂奔していくことばたちを
わたしも見ていた
次にはどんな薪が投げ込まれるだろう?
さらにその次には
どんな薪が?
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