駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2019年9月8日日曜日
単語から単語へ移るあいだに
多少の長さの継続を強いられる散文だと
単語を並べながら変貌することは制限される
散文であることを捨てれば
言語配列は絶えざる変身のための絶好のレーンとなる
単語から単語へ移るあいだに配列主体が変貌してしまうことの
なんという自然さ、神聖さ、喜び!
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