自分にも世界にもなんの問題もないので木々があんなにも青い
草も青い
ほら、あそこの原っぱ…
あそこで寝転んでみようとか
ピクニックしようとか
べつに
思わない
どうして
そうやって未来方向の言葉ならべをしちゃうのかね?
学級委員の立候補スピーチでもあるまいし
なにかしたいと思っても
言わないよ
ほんとにしたいなら
言葉ひとつひとつがじつはスパイ
バックドアそのもの
しなければならない系の思考が
幼稚園のお庭で
騒いでいるね
いまだに
元気といえば元気
幼稚とも
言えるけれどね
するべき系や
したほうが系も
しなければならない系とお手手つないで
なんの問題もないので
論評どころか
唖然
呆然
ともしなくって
木々の青さも
風のそよそよちゃんも
雨のザーッと君も
そぼ降るちゃんも
ときには
さっぱり晴れやかンも
そのまま
放っておけば
いいじゃん
(ほんとはちょっと飽きてるんだけどね…)
でも
自然と(バックドアの)言葉で呼ばれている
超全体主義的にまとめちゃった見方の
対象も
なんか注目されていると自負しちゃっているようだから
そのままにしておく
おおい、自然!
おまえだって
どーでもいいものに過ぎないんだよ
いずれ
太陽が滅びる時には飲み込まれちゃうんじゃないか
その時には
ジンルイのブンカもレキシも
無数の個体たちのアイもユメもココロも
なにもなにやら
どーでもよくなっちゃうとしかいいよーがないんだよ
おおい、自然!
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