2020年9月12日土曜日

『カラマーゾフの兄弟』

 

ものなどいくらでも書けるから

他人の書いたものなど読んでもしょうがない

 

本でなにかを知ることができるという見方もあり

ある程度それは正しいし

社会の習俗に閉じ込められているうちは役にも立つだろうが

本で知った程度の薄い知識は数年内に9割は消滅する

できるというのなら誰か

昔読んだ『カラマーゾフの兄弟』を的確に空でレジュメしてもらいたい

それができないのというのなら

時間をかけて読んだあなたの『カラマーゾフの兄弟』とは

なんだったのか?

ただの時間つぶし、ただの無駄

そう断言できるあなたならば

あなたの『カラマーゾフの兄弟』読書は有益だったとわかる

 

そんな人はほとんどおらず

考え方の根底がその読書で変わったとか

精神的に拡大されたとか

価値論的な儲けの実現を誇ろうとしたりする

そういう場合こそ

その人の『カラマーゾフの兄弟』読書が本当に無意味だったのが

証明されている瞬間だ





0 件のコメント:

コメントを投稿