気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
見上げると
空のすこし高くに
いっぱいに
広がった高木の枝々を
夕陽は
あざやかなひかりの甘露で
こまかく
輝かせていましたので
わたくし
たっぷりと
両の目で
受け止めておりました
わたくしの他には
ひとりさえ
どなたも
おられませんでしたので
宇宙で
たったひとり
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