気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
たしかに昨日あたりから寒くなって
陽が落ちてから買い物に出たら
腹のあたりを寒さが衝いてくるようだった
しかし寒さはいつも貴重な結晶の平滑面のように感じられる
ちょっとの歪みもないその表面を体に受け止めて
わたくしは遙かな宇宙の果ての子だったと思い出す
凍りついた喜びを真の喜びとして思い出し直す
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