時間というものには
じつは
実体があるのではないか
と
ある時
思ったわけだ
過ぎても
過ぎても
ここにあるもの
そうして
切れ目のないもの
大昔の時間と
いまのこの時間は
繋がっているのだから
潜行のしかたさえふさわしければ
ぜったい
大昔の時間へと
泳ぎ出るにちがいない
イメージとしては
カエルの卵の
あのぐにょろっとした感じなのだが
つくづく思う
子どもの頃
なんども
カエルのあの卵の
ぐにょろとしたやつを
掴んでみたことがあって
よかった
あの感触が
いろいろ
ものを考えるのに
役立つから
とくに
時間のぐにょろ感を
こんなふうに
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