いまさらながらに気づいたが
朝鮮戦争の際
アメリカ軍が北朝鮮に落とした爆弾は
総量にして635キロトンだったという
東京大空襲の352倍にあたるという
どういう計算かわからないが
広島原爆の42倍にあたるともいう
太平洋戦争で使われた爆弾総量は
503キロトンというから
なんとまァすさまじい物量作戦だろうか
よくこれだけの爆弾を受けとめて
吸収して
地面として
朝鮮半島が耐えたものだと思う
いや
受けとめてなどおらず
吸収などしておらず
地面として耐えてなど
いないのかもしれない
現在でも
何千年も経ったのちには
鉄分豊富な沃土というふうに
見られるようになって
鉱業が隆盛したりするのだろうか
ともあれ
アメリカの軍需産業は
日本の敗戦のあと
戦争という産業の新展開地を求めて
あの半島に目をつけたわけだ
どんどん旧式となっていく爆弾を
落としながらとにかく儲けるという
中古処分業部門の活躍場所として
そこにあれこれのイデオロギーという
ブランドマークを貼るわけだ
やれ自由だのやれ平等だの
やれ何々を守るだの
やれ何々粉砕だの
いいかげんに気づけ!
と叫んだりする人たちもいるが
気づかないだろうなァ
総量にして635キロトン
太平洋戦争での総量は503キロトン
などという数字を
どこの歴史の授業でも
しっかり見せないままだから
0 件のコメント:
コメントを投稿