2021年2月4日木曜日

総量635キロトン

 

いまさらながらに気づいたが

朝鮮戦争の際

アメリカ軍が北朝鮮に落とした爆弾は

総量にして635キロトンだったという

東京大空襲の352倍にあたるという

どういう計算かわからないが

広島原爆の42倍にあたるともいう

 

 

太平洋戦争で使われた爆弾総量は

503キロトンというから

なんとまァすさまじい物量作戦だろうか

よくこれだけの爆弾を受けとめて

吸収して

地面として

朝鮮半島が耐えたものだと思う

 

いや

受けとめてなどおらず

吸収などしておらず

地面として耐えてなど

いないのかもしれない

現在でも

 

何千年も経ったのちには

鉄分豊富な沃土というふうに

見られるようになって

鉱業が隆盛したりするのだろうか

 

ともあれ

アメリカの軍需産業は

日本の敗戦のあと

戦争という産業の新展開地を求めて

あの半島に目をつけたわけだ

どんどん旧式となっていく爆弾を

落としながらとにかく儲けるという

中古処分業部門の活躍場所として

そこにあれこれのイデオロギーという

ブランドマークを貼るわけだ

やれ自由だのやれ平等だの

やれ何々を守るだの

やれ何々粉砕だの

 

いいかげんに気づけ!

と叫んだりする人たちもいるが

気づかないだろうなァ

総量にして635キロトン

太平洋戦争での総量は503キロトン

などという数字を

どこの歴史の授業でも

しっかり見せないままだから





0 件のコメント:

コメントを投稿