気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
お家に
きれいに咲く梅の木のある人は
さあ
これからは
ご注意!
待ってもいないのに
いやあ、梅がきれいですな!
などと
ずかずか
踏み込んで来る人たちも
ありますからな
なかには
梅にかこつけて
関わりを持とうとしてくる人たちも
堀川院御時、百首歌たてまつりける時、
梅花うたとてよめる
源師頼
いまよりは梅さくやどはこゝろせよ待たぬにきます人もありけり
『千載和歌集』巻第一 春歌上
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