ふくらんできた
梅のつぼみさ
きょう咲くか
あしたひらくか
たのしみさ
待ってるだけで
たのしみさ
と
万葉集を学んだ
左千夫さん
ふふめりし梅のつぼみの……
と歌い出したんだけど
ひょっとして
あの歌から借りてきた?
「ふふむ」という語?
春されば散らまく惜しき梅の花しましは咲かずふふみてもがも
万葉集巻十 一八七一
春が来ちゃうと
散るのが惜しい梅の花だもの
しばらくは咲かないで
つぼみのまんまで
いてほしいなァ……
って
やつね
でもでもでも
それはいいけど
「ふふむ」
って
芽や花がつぼみの状態
って
ことだから
「ふふめりし」と「つぼみ」じゃ
重複になっちゃう
んだよね
んだよね
ね?
もちろん
そんなことに
ケチ
つけるなんざ
粋じゃないから言わないけどサ
でもサ
でもネ
でもでもでも……
伊藤左千夫
ふふめりし梅のつぼみのけふか咲くあすかひらくとまてばたのしも
「盆栽の梅」明治三十五年
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