気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
いつ咲くだろう
もう咲くだろうかと
朝に夕に
花の咲くのを
待つようになる頃には
花のことばかり
しきりに思いながら寝入ってしまうからか
花が
咲きはじめるんだよ
夢のなかで
崇徳院
あさゆふに花まつころは思ひ寝の夢のうちにぞさきはじめける
『千載和歌集』巻第一 春歌上 四十一
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