気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
この世に生まれた時
この世からいずれ去ることが確定し
死後の自分も発生することになる
この世のこの自分と
死後の自分をつなぐ関係を
詳らかに思い
ここに絡まる時間と存在の結び目を
実際的な技術知として
この世を去るまでに
解きほぐして我がものにできるかどうか
このことの他に
この世でなすべき事はない
ひとつもない
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