気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
南側の空が大きく見わたせる
けさは
西から東へ
白からグレーの色の
さまざまなグラデーションからなる大きな雲たちが
なめらかに滑り続けている
雲のあいまに見える空は
強くない淡い青
朝の雲を見つめていると…
などと語り起こす
癖のひとつを
ぼくは捨てた
雲から意識をずらしてしまい
雲を見なくなって
駄弁を誘うばかりの
そんな癖を
意識的に努めないと
なかなか
捨てられない
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