気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
スズムシが
ひょんなことから
うちにやってきてから
というもの
夜も昼も
スズムシの声
あの声の周波数
どのくらいか
わからないが
うちの中で響き続けると
声のおかげで
けっこう
別世界になる
脳のどこかを活性化させる
原初的な音に感じる
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