これまでの日本人との交際で、計画に対する彼らの盲従性と、
齟齬を来した計画に対する修正能力の不足は、よくわかっている。
ロバート・B・カーニー(アメリカ海軍第三艦隊参謀長・少将)
心理学者のMatthias Desmet教授って
知らない人だったが
「なぜ未だに多くの人がコロナ物語を信じているのか?」
という彼のインタビューを見ていたら
おんなじようなことを
思っている人もけっこう世界にはいるんだな
と気づかされた
世界中が
どんどんと全体主義に陥っているという観察にもとづいて
彼が考える内容には
まったくもって同意できる
ここでは
彼の語った内容をたどり直し
彼の論をパラフレーズしながら
ぼくの考えもおおいに混ぜてお話してみておこう
★
さてと・・・・・・
大衆が次の4つの条件を満たしたしているとする
1)社会的絆の希薄さ
2)生きていることの意味の希薄さ
3)漠然とした不安感
4)漠然とした不満や向かう先のない攻撃性
そういう大衆に
・不安の対象を与える(ウイルスなど)
・その対象への対応戦略を与える(感染症対策など)
そうして
これらについての物語を
くり返しくり返し
マス・メディアなどを通じて
大衆に語りかける
と
大衆は
群集心理状態へ変化していく
群集心理状態となった大衆は
団結して対応戦略を遂行しようとする
そのためなら
いかなる犠牲を払うことも厭わないようになる
その団結が
新たな種類の社会的絆を生むようになり
生きている意味を
大衆に与えるようになる
つねに孤立感に苛まれたネガティブな精神状態から
社会的絆が強く感じられるようなハイな状態へと変化し
社会的絆というフィクションに彩られた
精神的中毒状態に入る
この際
与えられる物語に
合理性は求められない
むしろ
馬鹿げているほどのもののほうが
社会的絆を確認する「儀式」として機能しやすい
注意しておこう
人類はどこまでも
未開民族でしかないのだ
たとえ偶像が
かつての木彫りや石彫りの神像から
スマートフォンにかわったように見えても
たとえば今回の場合
コロナワクチンが感染を防げないことは科学的な事実なのだが
群集心理や全体主義にとっては
科学的な正しさなどどうでもよいことで
不安の対象(コロナ)としてイメージ化されたものへ向けて
群衆の団結を強めうるエネルギーが強化されるかどうか
維持されるかどうか
それだけが重要になる
イメージは
むしろ馬鹿げているほうが
団結を強める「儀式」としては
よりよく機能する
それまで馴染みのなかったハーケンクロイツだったり
棘が顔のまわりにプチプチ出たコロナウイルスだったりと
★
群集心理状態になった大衆は
物語の対象となっている非常に狭い範囲のことにしか
認知的・感情的注意が向かわなくなる
より重要なことで
ほかの問題や痛みが起きても
看過するか
気づかなくなる
群集心理状態になると
個人の自由よりも集団を優先させ
面白いことに
進んで自己犠牲を払ったりするようになる
スターリンは
みずからの共産党メンバーの50%を粛清・殺害したが
その際
驚くべきことには
粛清され殺されていく共産党メンバーは反対や抗議をすることなく
集団のために処刑を受け入れていたのだ
群集心理状態の人間は
危機管理モードの状態に入り
生きる目的や
人生の意味を見出した状態となる
主体の位置の移動が
意識の中で起こってしまっていると言えよう
孤絶した主体であることから移って
架空のものであるにもかかわらず
言語や身体的サインの応酬の可能な他者たちと成り立っている
かのような
グループの中に
主体は移ってしまう
(したがって
群集心理状態の破壊のためには
グループの表象的破壊こそが効果を持ちうるはずだ)
★
政治家はといえば
群集心理に主張や態度を合わせると支持率が高くなるのを感じとる
仮に理性的に正しい政策や合理的な政策を提案したり叫んでも
群集心理の流れにそぐわないものだったりすると
支持率は逆に下がってしまうことにもすぐに気づいくことになるの
政治家はいっそう群集心理にぴったりと合った言動を装い
団結をどんどんと強めるたり煽ったりする方向で行動するようにな
★
群衆には今の状態のほうが前の状態よりも気持ちよいので
群集心理から目を覚まさせようとして
「前の状態(the old normal)に戻ろう」と呼びかけても効果はない
下手をすれば逆効果になる
呼びかけるのなら
前の状態(the old normal)ではなく
さらにもっと
よりよい状態に変化しよう!
と呼びかけないと
効かない
群集心理の渦や流れができると
メインストリームとなった物語にそぐわないことを言う人たちは
ヘンな人たちと見られる
侮辱されたり
非難されたり
異常者と見られたりする
群集心理の大きな特徴は
異なる意見に対して
極めて不寛容となることであり
不寛容な者たちに媚を売るために
マスメディアは
メインの物語に沿わない情報や意見を隠し始める
群集心理の下では
正・善・利益などといった価値基準よりも
集団の団結を守ることが最優先事項となってしまう
団結さえ守れれば
物語はなんでもよくなる
どちらへ向かおうが
どうでもよくなる
★
群集心理状態の存続や
さらには全体主義状態の存続のためには
つねに
敵(不安の対象)が必要とされる
敵(不安の対象)がいなくなると
群衆は目を覚ましてしまうし
犯してきた厖大な損失や損害に気づくことになり
群集心理状態の台風の目となってきた
これまでのリーダーたちは
人身御供となって
たいてい殺害されることになる
そのため
リーダーたちは
群衆が目を覚まさないようにと
敵(不安の対象)を残そうとしたり
新たに作り出し続けようとしたりする
★
ところで
古典的独裁体制と全体主義は異なる
古典的独裁体制は
大衆を怖がらせるだけのことで
反対すべき対象がなくなれば
リーダーは
大衆に対して優しくなる
他方
全体主義は
大衆が洗脳された群衆化状態で
反対勢力がなくなると
集団の暴走はさらに加速し
最も残虐な行いをしていくようになる
1930年代のソ連や
1935年のナチスがその状態に陥った
★
群集心理状態に陥った大衆は
以下3つのグループに分類されるだろう
30%:催眠術にかけられ洗脳された人々
40%:世論・多数派・群衆についていく人々
30%:催眠術にかからず、異なる意見を述べ、
3つめのグループに属する人たちは
属性としては不均一で
あらゆる政治的信条や
あらゆる社会的・経済的階級や
あらゆる人種の人たちが含まれることになる
このグループの共通項や傾向は
まだ解明できていないが
おそらく
個人史の中で
国家や社会や帰属グループに対して
深い疑いを持たざるをえなかった経験をしてきた過去を持つ人びと
この3つめのグループに含まれる人びとが
仮に少しでもまとまってひとつの勢力となれるなら
群集心理状態は止められる可能性がある
★
ところで
面白いことに
社会での教育レベルが高いほど
群集心理状態に陥りやすくなったり
洗脳されやすくなったりするということには
気づいておくべきだろう
もちろん
これは
一般的に教育レベルが高くなるほどに
国家や社会や帰属グループに対して
深い衝突を経験したり
疑惑や怒りを抱く経験が少なくなるためと推測される
★
こうしたことを踏まえると
合理的な意見を聞かなくなった群衆心理状態の人びとの
目を覚ますのによい方法は
新しい別種の不安の対象を提示すること
となるだろう
それしか効果的なものはない
全体主義になることの恐ろしさを提示し
コロナよりも全体主義のほうが怖いと示せれば
目を覚ます人たちは出てくるだろう
いったん目を覚ませば
合理的な意見を聞いてもらえるようになる
★
変な異常な事態が他国で起きている時にも
「自国ではあんなことは起きない」と思う人が多いものだが
世界中で着々と異常な事態が広がっているのに
なぜこう思ってしまうのだろうか
これも
いったん群集心理に飲まれると
認知的・感情的にひとつのことしか考えられなくなり
ひとつの角度からしか見えなくなり
それ以外のことは
見えていても見えなくなり
存在しないも同然になるからだ
異常なことが自分のまわりでも同様に起きていても
それが目に入っていても
見えなくなっている
とにかく群集心理から目覚められないと
気づくことはできない
★
世界中での今のおかしな動きは
今後どのようになっていくのかと考えると
残念ながら
ある種の新しい全体主義に
社会全体が
世界全体が陥ってしまうのは
もう避けられない可能性のほうが高いと見える
20世紀前半に発生した全体主義の嵐と異なるのは
世界規模で起きているという点と
敵国と呼ぶべきような敵(不安の対象)が国外にはいないものの
国内や社会や自分の体の中に敵(不安の対象)がいるという点だ
全体主義は
発生・継続・維持のどの点でも
敵(不安の対象)を必要とする
敵を消そうとし
疎外し
社会の主流から排除しようとするが
そういう敵だけが
全体主義のエネルギーや芯でもある
敵が消えてしまうと
この嵐は崩壊してしまう
今回の世界規模での全体主義は
ウイルスが敵なので
これを消そうとする動きが続くだろうが
消そうとすることの非合理性を指摘する者や
ウイルス撲滅に積極的に参加しない者を
場合によっては消そうとするかもしれない
消すまではいかずとも
疎外したり
社会の主流からはじき出す可能性はある
ワクチンの未接種者が
敵として始末されていく可能性もないではない
我々は歴史上に
すでに多すぎるほどの事実例を持っているのだから
楽観視すべきではない
★
洗脳されていない30%の人たちは
今後
どうしていくべきだろうか?
現実的な戦略は
次のふたつだろう
・合理的な反対意見を公の場で言い続ける
・全体主義に飲まれずに2−3年生き残る
今回の全体主義については
打ち負かそうとする必要はないだろう
全体主義は必ず自壊するものであり
中心にいた者たちや推進した者たちは
かならず処刑されることになる
この点でも歴史をよくふり返っておこう
そうして
全体主義の崩壊後に
群集心理状態にも全体主義にも飲まれなかった人たちが
社会を再建することになる
ともかくも
今回の全体主義は
20世紀前半に荒れ狂ったものよりも
かならず短い期間で自壊すると思われる
というのも
今回の群集心理状態のへの参加者たちや
全体主義の担い手たちには
死ぬまで身体を狂わせる猛毒のワクチンが注入され
ワクチン信仰の強い者ほどたくさんの回数を打とうとしていて
必然的に死滅していくことになるからだ
医療的な大惨事を全世界が目にすることになるだろうが
他の領域でも史上無かったような惨状となるだろう
200年ほど過去に遡ったような光景が
全世界に広がっていくことになるかもしれない
★
Matthias Desmet教授は
「公の場で合理的な反対意見を述べ続けなければいけない
無力と感じてもそうしなければいけない
なぜなら
反対意見がなくなると
洗脳はさらに進み
群衆は残虐な行為を行うようになるからだ」
と言っている
「合理的な反対意見を聞いて
目を覚ます人が多く出てくることは期待できないとしても
洗脳が進んでいくことを止めることはできる」
とも言う
この点
彼は楽観的過ぎるだろう
優秀な学者なので
いつも周囲に合理的な思考のできる人たちばかりいるのだろうが
そのような恵まれた人たちは
こういう点ではどうしても楽観的になってしまう
唯一有効な戦略は
群集心理に飲み込まれた人びとに対し
過度の分量のワクチン注入と
群集心理の狂熱によるエネルギーの吸い出しによって
極限まで疲弊させ
身体的にも精神的にも不調にさせ
数を減らさせていくことにしかない
彼らが信仰してやまないワクチンを徹底して多量に打ち込んでやり
社会生活が不能になるまでに
副作用によって身体異常の状態に持ち込んでいき
さらには精神異常に落とし込んで
完全に生活困難な状態にさせて
群集心理状態や全体主義の担い手であるのを不可能にさせるしかな
軍事においてはこういう措置を無力化と言う
他の解決法は全くないのだ
★
いったん群集心理状態に陥った人間は
もう
人間と見なす必要はない
どのように扱うべきかといえば
ナチス政権下のドイツ人たちのように扱うべきだと言える
すなわち
人類に対する敵
大日本帝国下の日本人に連合軍が行ったような扱いも
いま
同様に要求される
行うべきは
徹底した艦砲射撃による沖縄戦であり
東京大空襲であり
原爆投下であろう
群集心理状態に陥っていない人びとはレジスタンスの人びとであり
自分たちにとっての敵を
この地上から
排除していく使命と義務を負っていると思うべきだろう
https://t.co/cTRVmqERkB
https://t.co/9Wj1ZHKHVi
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