気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
都心に住んでいると
夜の音というものにも
あじわいを感じるようになる
つねに車の音がしているが
それが都心の呼吸に聞こえ
脈拍に聞こえてくるようになる
おもしろいもので
そうした呼吸や脈拍に
なんとなく頼って
こちらは力をちょっと抜いて
生きていっていいように
感じてくる
都心に助けられる
ということが
あるのだ
田舎や寒村にも
それなりの助けが
あるのだろうけれど
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