2022年2月6日日曜日

最期の雰囲気が漂わないことば

  


たしかに

話す時と書く時では

ことばに対する態度はずいぶん変わる

書く時のことばは

たぶん

誰にとっても辞世のことばで

どんな軽いことや

どんなふざけたことを書いても

ことばには

最期の雰囲気が漂う

 

しかし

そういうのがダメなんだ

と思う


最期の雰囲気が漂わないことばを

書けるようにしないと

書きことばの未来はない

 

というか

書きことばは

永遠に始まらない





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