2022年3月23日水曜日

ガスの元栓を開け閉めできるのは誰?


 

 

われわれは善の外観によって欺かれる

 ホラティウス

Decipimur specie recti

 Horatius De arte poet Ⅴ 25

 

 


 

まともな思考をする人ならだれでもわかっているように

ウクライナ大統領ゼレンスキーは

もうだいぶ以前に

ロシアのプーチンによって送り込まれた工作員である

アメリカを完全に騙し籠絡するための十分な時間がとられた

大統領そのものが工作員だというのが最大の盲点となって

全世界を既成秩序の崩壊と改変へと導ける

 

そして

未来の戦略教科書に載ることがすでに決まっている

プーチン=ロシアの大成功のうまい手は

労力のいるムリなちから技をかけなくても

スルリスルリと相手が敗北へと動いていってくれるような

巧妙な関節技をかけてきているところ

達人的な合気道といってもいい

敵となる相手全員の気質や人格や価値観や歴史の分析の末の

みごとな知的成果にもとづく

20世紀後半から21世紀にかけて

プーチン=ロシアは数百冊の『菊と刀』を書き上げていたはずだ

 

この二点がわかっているだけでも

いま本当にはなにが起こっているか推測し直せるし

今後どうなっていくかも予想はつく

 

アメリカのポチである日本が

こうしてああすれば自然にこう動いて自滅・・・と

完全に見透かされて

日本が技をかけられたともわからないうちに

はいはい

平和条約交渉停止!

ということで

北方領土問題はごくごく自然に永遠に消滅したし

つぎは

サハリン2の天然ガス事業を

御主人アメリカへの配慮から放棄せざるを得ないように

ごくごく当たり前のような流れで

追い込まれていき

これまた自然にロシアの朋友中国の手に渡ることになる

日本はこうして永遠に潤沢なガス供給の道を断たれ

二度と経済的にのし上がることはできなくなる

すでに世界中の石油ガス鉱物利権はロシアと中国が手にしているの

日本ばかりか世界中のどこの国も

ロシアと中国の側に入らないかぎり

未来はなくなる

 

こういう事態を

ぼくは

ガスの元栓を開け閉めできるのは誰?

と鼻歌しながら

たのしく眺めている

 

江戸時代や

明治大正の東北の貧農生活が

ついこの間のことだった日本は

まだまだ

かつての極貧国家に戻る気持ちになればいいだけのことかもしれな

 

しかし

ヨーロッパは見ものだぞよ

マジでロシアとの対峙を強めれば強めるほど

ガスの元栓が閉まっていくので

極貧でも黙って死んでいける被虐体質の日本人と違って

抵抗気質の過激なヨーロッパの人間たちが

すさまじい騒ぎかたをするのはもう見えている

そこにウクライナで養っておいたナチスどもが飛び散っていくので

ゲルマン人やノルマン人の来襲のような劇的な時代が到来する

 

まあ

新たな指輪物語のネタを提供してくれる

派手な戦乱時代と思っておけば

数百年後のエンタテインメント業界にとってはアリガタヤ!

かもしれない

 

そこまで読んで駒を動かしているプーチン=ロシアのプレイが

なんとも

心憎いじゃないの

 

いまのうちに買い占めて

ウオッカでも

ちびちびやりながら

夜な夜な

新たなニュースや情報を肴にしながら

これから

ながく

ながく

楽しめることになりそう






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