人生なにをなすべきか?
ぼくの場合は
中学校卒業の頃から決まっている
好きな本を読んで
好きなお話を書いて
ついでに
好きな映画を見て
ところかまわず
ふらふらと散歩したり
旅行したりすること
たったそれだけ
シンプルだ
もうすこし
広げてもいいんじゃないのか?
と
高校の先生に言われたので
ちょっとは広げて
時間も浪費してきたが
この頃は
すっかり元に戻ってきている
好ましいことだ
ただ
それじゃあ
どんな本が好きなのか?
どんなお話を書きたいのか?
などと自問すると
これはたいへん
好きと思っていた本が
だんだんとそうじゃなくなったり
くだらないし
つまらないなあ
と思っていた本が
俄然
面白く見えてきたりして
何十年も
好きな本論争が
脳内で続いてきて紛糾したのは
事実だ
書きたいお話についても
けっこう困ることがあった
写実主義や自然主義が大嫌いで
かといって夢幻的なのも好きではなく
ファンタジーなんか反吐が出るし
シュールレアリスムなんか
アホらしくて端からつき合ってられない
日本の近現代小説なんか
最も大嫌いなもののひとつだ
だいたい日本語で書かれたものに
本当に反吐がでてしまう
ゲエ!
でも
なぜだか
古典日本語は好きなのだ
中学の頃から
枕草子や平家物語の原文を携えて
学校に行ったり散歩に行ったりしていた
更級日記も好きだった
当時の原文のものは
注釈本なのでぶっとかった
よくまあ
子供のくせに
そんなものを携えて
歩きまわっていたもんだと思う
ふりかえると
そんなところに
ぼくのカルマが浮き出てきている
はたして
今生
ぼくはまっとうに
ちょっとはカルマを解消したのだろうか?
それとも
またさらにこんがらがせて
面倒くさくしてしまったものだろうか?
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