2022年10月27日木曜日

Live And Let Die

 

 

C'est une grande folie que de vouloir être sage tout seul.

    La Rochefoucauld

 

 


 

mRNAワクチンの

生後6ヶ月から4歳児までの接種がはじまったそうで

まともな医師たちやまともな専門家たちは

狂気の沙汰であるとして

頑張ってSNS発信をしている

 

mRNAワクチンなるものが

どれだけ身体を損う構造物であるか

すでに各方面から明らかになっているので

それを乳幼児に注入しようとする国や行政の動きが

狂気の沙汰であるのは明白である

 

しかし

 

わたしはまともな医師でもなく

まともな専門家でもないので

生後6ヶ月から4歳児までの接種も

この一国家の末期状態の症状として

傍観し続けている

 

はなはだしく健康を害したり

将来の不妊を運命づけられたり

すぐにも死んだりする乳児や幼児は

わたしの子でも孫でもない

その子らに打つと決めた親たちの子である

 

その子らに打つと決めた親たちは

コロナウイルス詐欺のなかで

全員がわたしの最悪の敵にあたっているので

それら敵の子孫が自滅していったり

将来子種が絶えていったりするのは好ましい

 

ロジャー・ムーアが演じていた頃の

007/死ぬのは奴らだ(Live And Let Die)』

というタイトルを

ふと思い出してしまう

わたしはどこまでもハードボイルドだ

 

Live And Let Die

という原題は

思い出し直すと

言ってくれるじゃないの?*と思ってしまうような

しゃれた冷酷さだ

 

敵が自滅していく時には

邪魔せず手出しせず

そのまま自滅していくように

放っておけ

とナポレオンもどこかで言っていた

 

文学者としては曹操と同じく

珍しく本当に殺し殺される状況を生きた

ラ・ロシュフーコーは

「ただひとり賢者であろうとするのは大いなる狂愚である」

と「狂愚」や「狂気の沙汰」の位相を転換しているが

 

あまりに大がかりな狂気の時代の

ワンダーランドにふいに入り込んでしまったわれらアリスは

「何人も悪意の人となりうる強さを持たないかぎり

善良さを称えられるに値しない。それ以外のあらゆる善良さは

ほとんどつねに怠惰か、意志の無力にすぎない」とか

 

「狂気というものは

生涯のどの時期にもわれわれについてまわる。

もし誰かが賢者に見えるとしても、

それはただ、彼の狂気ぶりが

年齢とめぐりあわせに釣り合っているだけだ」とか

 

「あらゆる悪巧みの中で最も巧妙なのは

相手が仕掛けてくる罠にはまってしまう振りを

たくみに装って見せてやることである。

人というのは、誰かを騙そうと思っている時ほど、

やすやすと騙されてしまうことはない」とか

 

「陰謀においては、

不抜の気概が心の支えとなっていなければならない。

これに比べれば、

戦場の危険に際して必要とされる度胸など

せいぜいが勇猛心だけでこと足りる」

 

といったラ・ロシュフーコーの箴言の数々を

大急ぎで復習し直しておくこと

これ肝要というところだろう

「学びて時にこれを習う。

また喜ばしからずや」である

 

ま、甘っちょろい文弱奴隷むきの文芸なんぞは

捨て去るべき頃あい

この先どうなることか知らねども

「以後のことみな乱世にて侍ればと言ひつつつひに愉しき日暮れ」**

たびたび巡り来ようというもの

 

 

 



 

*愛人でいいのとうたう歌手がいて言ってくれるじゃないのと思う」(俵万智)

**以後のことみな乱世にて侍ればと言ひつつつひに愉しき日暮れ」(安永蕗子)





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