スーパーのレジ係の人たちやコンビニの店員たちと
接する程度の親密さ
というか
よそよそしさ
というか
そんなぐあいでしか
にっぽんでは
トモダチというものは
現われることはできない
ときには
もっとひとあたりのいい振る舞いをする
レストランのホール係の人たちぐらいの愛想のよさを
示しあえることもあるが
時間が経っていくにつれて
むごたらしく落ちていく
メッキ
いやいや
そんなことはない
と
よくいっしょに飲むトモダチを持つ人は
反論したりするのだが
いやいや
そんなことはない
結局
ただいっしょに飲んでいただけだったと
わかる時が
数年後や十数年後には
来てしまう
一ミリたりとも
他人を認めまいとする
むごたらしいまでの醜さが
「おおい、最近どうしてる?」とか
「ま、ちょっと飲もうよ」とか
そんな言葉を全滅させてしまう
トモダチを求める人たちや
こころのつながりを夢見る人たちに
救いはないよ
にっぽん
そういう意味では
極東って
ふさわしい言いかた
極凍
っていうほうが
きっと
もっとふさわしい
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