ピーター・ドラッカーが言っている

 

 

ピーター・ドラッカーが言っている

 

「理性主義のリベラルは

現実的に権力を手にするたびに失敗した

異常なほどの失敗の記録は

ときどきの事情や不運によって説明するわけにはいかない

本当の原因は

彼ら理性主義のリベラルに特有な政治的不妊症によってしか

説明できない」

 

「理性主義のリベラルは

常に自らの内面においても戦わざるをえない

互いに矛盾する二つの原理に立っているからである

その結果

彼らは何事かを否定することはできても

自ら行動することはできない」

 

「かくして理性主義のリベラリズムは

自らの教義を理性の力によってしか政治行動に移せないことになる

そして必ず失敗する」

 

「彼らは政治的には常に麻痺状態

理論については過激

行動では遅疑逡巡（優柔不断）

反対するときは強硬

権力を握れば無力

机上においては正しく

政治においては無能」

 

見事であり

美しくまとめて表明された言説だ

 

つけ加えるべきことは

なにもない

 

だから

なにもつけ加えない

 

そろそろ

夏の味わいのひとつ

スイカも終わるね

枝豆も終わっていくね

などと

つけ加えておく

 

だって

取ってつけたように

自由詩形式を

借用しちゃっているからね