聴くたびに
これには勝てない
と思わされる
ニール・セダカ(Neil Sedaka)
この脳天気さ
この明るさ
いったい
なんなのだろう?
アメリカの1950年代末から60年代を体現する
彼の徹底的なポップスぶり
歌いっぷり
には
ただただ
驚愕
・「カレンダー・ガール」
https://youtu.be/cm35l1u4tFo?
・「カレンダー・ガール」(カラー映像)
https://youtu.be/L6dyo2zfJVQ?
・「オー!キャロル」
https://youtu.be/xDPX8r5SbVk?
ヒット曲を歌って有名になったとはいえ
しょせんは
頭のからっぽな歌手か?
と思うと
そうではない
幼少期からピアノを習い
同じアパートに住んでいた作詞家と共同して
曲を作り始め
高校時代には友人たちとポップ・グループを結成したりし
ジュリアード音楽院でも
しっかり
音楽を学んでいるのだ
だから
ショパンを弾くのも
ドビュッシーを弾くのも
お手のもの
https://youtu.be/5PgYWbl-vwI?
https://youtu.be/ShlSKPCngK4?
ジュリアード音楽院在学中に
商業ポップスの作曲を始め
1958年
コニー・フランシスに歌わせた「間抜けなキューピッド」
自分もRCAビクターと
ソロ歌手として契約を結ぶ
その後は
ヒット曲を連発し
ポール・アンカらと並ぶ全米規模の
人気歌手
作曲家
シンガーソングライター
と
なっていった
ニューヨークのブルックリン生まれなのは
1900年代初めに
トルコのイズミルから祖父母がニューヨークに移住してきたためで
祖母は
プロのクラシック・ピアニスト
音楽の才能は
この祖母から引き継いだものだろう
父はタクシー運転手で
母はポーランド・ロシア系のユダヤ移民
1985年には
なんと
なんと
テレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』後期テーマ曲の
『水の星へ愛をこめて』
も作曲している
『機動戦士Ζガンダム』の総監督・富野由悠季が
ありきたりのロボットアニメ主題歌とは一線を画する歌を付けよう
と考えて
アメリカに渡って
なんと
なんと
ニール・セダカに
じかに
楽曲を頼んだのだ
『機動戦士Ζガンダム』とニール・セダカを結びつけよう
という
富野由悠季の発想が
凄い
17歳の森口博子が歌うことになったが
ここまでの彼女は
アイドル歌手を目指してオーディションを受け続けるものの
なんと
なんと
100回以上落ち続けていた
四人姉妹を抱えたシングルマザーの母に
貧しい環境で
育てられてきた森口博子にとって
デヴューの曲となった
よかったね
https://youtu.be/WzjFdq8smRk?
1939年生まれのニール・セダカは
なんと
なんと
なおも健在で
今年は84歳になる
よかったね
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