気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
つよい雨
はげしい雨
それらに
降られながら
歩くときも
いやな雨だなどと
もう
思わない
ああ
いい雨だ
などと
思ったりしている
靴や
ズボンの裾が濡れる
といっても
たいして濡れるわけでもない
濡れたところで
数時間すれば
すこしは乾いていくだろう
今回の
このじぶんの
この人生の
確認のような
雨だと
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