海が
まるく
宙に浮いて
空が
はげしく
打ち寄せている
円がいくつも重なって
色を忘れた
時間の素と(名を忘れた)濃いみどりの葉が
「
考えの先に白く
船出
みずくい、の青、そんげんだら杣、るる、
月m津が灘得てくるから
だんだい、ポツッ
六月がもうひとり踊りしている。
眠りの底から順繰り浮き上がってくる固着青松がある。
ひったいの役柄を締めつける若い麻の
海松がはさはさと
呼んでいる、よ、
(なんという、ひさびさの、「、」の、復活、よ、)
記憶!
こころの、意、
で
あったか!
淋代の、峰の灯籠に住みついてひさしい
打ち寄せよ、
打ち寄せよ、
玉抱いて
碧の粋百の醸成図が精細に翻る、鹿の、静かな目に
こんなにも見つめられて
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