洗濯機での洗濯が終わって
タオルや衣類を
洗濯干しハンガーのピンチに留めていた
ピンチも
洗い終わったタオルや衣類も
わたしと繋がっている
わたしそのものだ
と
感じた
いつの頃からか
つよく
こう感じることが
くり返されるように
なった
つよく
でなければ
いつも
感じている
家のなかでも
外でも
どこへ行っても
場所に対して
違和感を
感じなくなった
どこも
わたしそのもの
だから
この場所は
よくないとか
いいとか
そういうことが
なくなった
調和を乱すものが
滞留していることはある
しかし
場所そのものは
わたしなのだ
場所に繋がれば
滞留しているものに
影響されなくなる
わたしの家のなかなど
まさしく
つよく
わたしそのもの
みずから選んで
集めてきたものが
家のなかには
並んでいる
わたしの精神が
引き込んできた物たちが
集まっている
整頓されていても
わたし
ときに
乱雑になっても
わたし
埃を
かぶってしまっていても
わたし
この地上世界と
どのように
かかわりあうか
どのように
触れていくか
すべての物が
わたしであるならば
すべてが
わたし
である以上は
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