2024年9月24日火曜日

「という」と「どうせ」

 

 

 

諸君は幸福の一致ばかり説くが、

しかし、誰も不幸を一致しようとは言わぬではないか。

アルキビアデース (トゥキュディデス『歴史』より)

 

 

 

 

イスラエルがレバノン空爆を継続しているという

死者は558人に上っているという

ヒズボラも反撃を続けイスラエル空軍基地などへ

100発以上のロケット弾を打ち込んだという

 

17日にはレバノンで

多くのひとのポケットベルが爆破されるテロが起きたという

11人が死亡し2700人以上が負傷したという

シリアでは14人が負傷したという

アメリカはこのテロが起きるのを事前に知っていたという

18日にはトランシーバー爆破テロも起きたという

それらはイスラエルの諜報機関モサドによって行われたと言われてもいる

という

こうした通信機器を使った無差別テロは

イスラエルによって15年前から計画されていたという

イスラエルはテロ攻撃への関与を否定も肯定もしていないという

 

という

という

という

という

という

 

920日にイスラエルのF-35戦闘機が

レバノンの首都ベイルート郊外の住宅2棟を空爆した際

ヒズボラの上級司令官2

イブラヒム・アキル司令官とアフマド・マフムード・ワハビ司令官と

ラドワン特殊部隊員を殺害したという

少なくとも45人を殺害したという

犠牲者の中には7人の女性や

4歳、6歳、10歳の子どもも3人含まれていたという

しかしイスラエルは

「ヒズボラのラドワン特殊部隊を標的にした」と主張しているという

レバノンのバッサム・マワウィ内務大臣は

21日の記者会見で

レバノンは「決定的な段階」に入ったと述べ

レバノン領土へのさらなる侵害を防ぎ

治安状況のさらなる悪化を避けるために

「あらゆることをしなければならない」と述べたという

1980年代初頭のヒズボラ結成以来アキル司令官の殺害は

「ヒズボラに対してイスラエルが与えた中で最も大きな打撃」で

ヒズボラを支援する「イランにとっても打撃」だと

 『フィナンシャル・タイムズ』は伝えているという

7月には首都ベイルートで

ヒズボラの最高軍事司令官フアド・シュクルも

イスラエル軍の攻撃によって殺害されたという

 

 

という

という

という

という

という

 

 

という

とつけ加えるべきニュースに触れるたび

結局

もうどうでもいい

と思う

 

「ぼく」がなにか思っても

「わたし」が眉をしかめたり

眉間に皺を寄せても

どうせ

なにもかわらない

なにも起こらない

なにも止まらない

 

「どうせ」

などというネガティヴワードは使ってはいけない

などと

引き寄せの法則信者系

いい波動系

高レベル周波数系のインフルエンサーたちは言っているが

彼らはイスラエルにもヒズボラにもハマスにもガザにも言及しない

現代の最大級の難事はぜんぶキレイにスルーし

なんにもなかったかのように

綾小路きみまろみたいな口調でするするおしゃべりして

YouTubeで稼ぐだけのこと

 

どうせ

どうせ

どうせ

どうせ

どうせ

 

引き寄せの法則信者系がいちばん禁句にしているこの言葉しか

残ってないだろ

ほんとは

 

もう人類には

 

 

 

 

 

イスラエル、レバノン空爆継続 死者558人に、ヒズボラも反撃 (時事通信社) (smartnews.com)

 

At least 45 killed in Israeli strike on suburb in Lebanon’s Beirut | Israel-Palestine conflict News | Al Jazeera

 

https://www.ft.com/world






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