2024年9月6日金曜日

だれがやらないのか


 

 

なにかをする場合に

つねに

主語が問題とされるように

 

なにかをしない場合にも

つねに

主語が問題とされるべきだろう

 

外国語でならあたりまえなのに

日本語では

主語が曖昧にされやすい

 

自然に起こることも

自然に起こらないことも

ひとの世にはないというのに

 

だれがやらないのか

だれが止めているのか

だれが妨げているのか

 

たとえば

地震後の能登の復興

 

たとえば

ふつうの生活民の場に打ち込まれ続ける

弾薬やミサイルを止めること

 

 

 

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