日当たりのよい時間
畳の部屋でごろりと横になったり
体の柔軟体操や
ヨガに瞑想
筋肉運動などまで
ゆっくりたっぷりとやりながら
ふと畳の端の
襖の脇の木枠が陽に当たっているのを見たら
綿のように
白雪のように
埃が溜まって凝り固まっている
数日置きには掃除機をちゃんとかけて
それほど埃が溜まったりするはずはないし
この木枠にも掃除機の先を
いつもしっかり滑らしているのに
これほど埃が取れていなかったのかと
驚かされた
掃除機の先に細い吸い込みを付けて
キュウキュウと吸い
濡らした布できっちりと拭いて
ようやくきれいになったが
こんなふうに埃やゴミが溜まって
こびり付いている箇所が
他にもいっぱいあると思われてきて
まったく情けない
ほんとうに情けない
家のなかや部屋のどこかだけではなく
自分の体のなかや
思いのなか
心のなかにも
こんな箇所がいっぱいあるのではないか
まだまだいっぱいあるのではないかと
ちょっと目がくらむような
なんとも呆れてしまうような
情けないようでこっけいな
ヘンな気分になって
いっぱいの日当たりのなかで
あああ…と
しばらく
空を見上げてしまった
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