花から花と
見て歩き続けると
だれだって
どうしようもなく
やさしくなる
自分と
自分でないものとの
さかいが
どこらへんにあるか
わからなくなる
これだけでも
仏の道
ぼんやり桜を追って
町から山川
野から土手へと
ふらふら
うつろい歩くのが
じつは本当の
平和の実践
なんかではないか
生きがいとか
いうようなものも
花から花へ
めぐり続けるところに
あるんじゃないか
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