戦争や暴力を批判する人たちの言辞は
たいてい
これもまた
とても荒く暴力的で
なにかというと
闘う
勝利する
追い詰める
粉砕する
などと
すぐに発語する
すぐに記す
それらの言辞をまったく使わず
思いに上せさえせず
持ち時間の有限さ
目減りするばかりのエネルギーの残量などに
つねに冷徹な配慮をしながら
根源的に展開できる戦争と暴力批判とは
本当はどのようなものなのか
批判そのものが
凄まじいまでの静謐と虚無であるような抵抗は
どのようなもので
あるべきか
…なんてね
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